2013年11月21日木曜日

奄美の地で今年最後の「千年の愉楽」

一周忌が終わり。
各地での上映もおおよそ一区切りし。
次々に新たなる意欲作がスクリーンに登場し。
若松監督の新作が観られる事がもうないのだと再確認する。
今、若松監督が生きていたら、どれだけ吠えただろうと思う。
数年前に「共謀罪」に吠えていた監督を思い出す。
「特定秘密保護法」に与党が暴走していく年の瀬に、
「福島原発」の壮絶かつ悲惨な状況も
2020年オリンピック開催という「国益」の前に
「国益を損なうような情報」である事を理由に、
これまで以上に情報が得られなくなっていくのだろうか、と。
そんな予想が徐々に現実になりつつある悪夢のような今。
しかし、表現は続いていく。
より、切実なものとして、表現は続く。
今年最後の若松監督作品上映会は、
「千年の愉楽」の全編を彩った奄美民謡のその地にて。
『千年の愉楽』上映会&中村瑞希&ハシケン&井浦新トークショーin奄美
日時:2013年12月22日(日)開場時間 17:30/上映開始時間18:00~
会場:りゅうゆう館(鹿児島県大島郡龍郷町浦1837番地)
出演:中村瑞希・ハシケン、井浦新
料金 
前売 一般/1500円 学生/1200円 未就学児/無料
当日 一般/2000円 学生/1500円 未就学児/無料
詳細は
http://www.a-mp.co.jp/diary/diary.cgi?field=2

今年最初に三重で始まった「千年の愉楽」上映は
奄美大島で今年の終わり。
三重と奄美、半島と島、彼の地とこの地、静かにつながった一年。

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