8月1日(日)富山県富山市 フォルツァ総曲輪にて「キャタピラー」先行上映と、若松監督の舞台挨拶がありました。
上映会当日は富山大空襲があった日(正確には、1日未明から2日にかけてです)。原爆が投下された広島・長崎以外で空襲を受けた場所としては、最大の被害を受けた街であり、富山市はほぼ壊滅状態だったそうです。
客席はほぼ満席で、若い方から、富山大空襲を自ら体験した年配の方まで、この日を待ちわびた皆さんが熱心に映画を観賞されていました。
上映後の舞台挨拶、Q&Aでは「ラストシーンで久蔵が自決するが、戦争が終わって平和が訪れた中で彼を救ってやるようなエンディングがよかったのではないか?」という質問がありました。監督は、「アナタはアナタなりのエンディングを用意されていいと思います。でも僕は、戦争というのは、体だけではなく精神をも目茶苦茶にしてしまうものだということを表現したかった。こんなことは二度と起こしてはダメだ。」と、エンディングに込めた思いをお話しになっていました。
舞台挨拶のトークでは他にも多くの観客の方からの熱い質問が飛び交い、終了時間を大幅にオーバ-してしまいました。とても盛り上がった富山先行上映&舞台挨拶となりました。ブログにご協力頂きましたフォルツァ総曲輪の皆様、ありがとうございました!そして暑い中劇場に駆け付けて下さった皆様、ありがとうございました!
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