「千年の愉楽」クランクインに向けて日々慌ただしい若松プロ。
昨日もワードローブにてメインキャストの衣裳合わせ。
その後、キャストと監督が、焼き鳥をつつきながら
この作品に込めた思いを語り合った。
生まれ、死んで、また生まれていく人間。
命の不条理と命の讃歌を、若松監督と俳優たちが
どう描き出していくか。
さて、ロケと同時並行で準備を進めているのが
今年春に撮影した「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」の
完成披露上映会。
三島由紀夫氏が防衛庁で自決を遂げた11月25日という
その同じ日に、テアトル新宿にて1回限りの上映会を行う。
昭和を象徴するあの出来事に至るまでの、三島氏と若者たちの魂の軌跡を
若松監督がどう映像化したのか、乞うご期待!
そして、三島クランクアップ後すぐにインした
「海燕ホテル・ブルー」も来春以降公開を予定。
荒野の密室劇を得意とした60年代若松プロの作風が
再び蘇ったと関係者の間では不思議な盛り上がりをみせている。
公式サイトで予告編、公開中。
2011年10月27日木曜日
2011年10月21日金曜日
衣裳合わせ
「千年の愉楽」クランクイン直前になり
キャストもほぼ全て確定した。
若松組の常連キャストが脇を固めつつ
若手も素晴らしい俳優陣が揃った。
若松監督のボルテージも日々上がり続けている。
昨日は、ワードローブにて衣裳合わせ。
衣裳の宮本まさ江さんの手によって
次々と「千年の愉楽」の人物が生まれ出てくる。
せっかちな若松監督も「さすがプロだな・・・」とうなる
手さばきの良さだ。
来週は、スタッフが2名、ロケ地の尾鷲に先乗りし
準備をスタートさせる。
今回のロケ準備にあたっては、東紀州フィルムコミッションの方に
全面的に協力して頂いている。
これほど間際になってのロケ地決定であったが
効率的に準備を進めていけるのは、東紀州FCのおかげ。
心から感謝を申し上げたい。
キャストもほぼ全て確定した。
若松組の常連キャストが脇を固めつつ
若手も素晴らしい俳優陣が揃った。
若松監督のボルテージも日々上がり続けている。
昨日は、ワードローブにて衣裳合わせ。
衣裳の宮本まさ江さんの手によって
次々と「千年の愉楽」の人物が生まれ出てくる。
せっかちな若松監督も「さすがプロだな・・・」とうなる
手さばきの良さだ。
来週は、スタッフが2名、ロケ地の尾鷲に先乗りし
準備をスタートさせる。
今回のロケ準備にあたっては、東紀州フィルムコミッションの方に
全面的に協力して頂いている。
これほど間際になってのロケ地決定であったが
効率的に準備を進めていけるのは、東紀州FCのおかげ。
心から感謝を申し上げたい。
2011年10月11日火曜日
「千年の愉楽」、来月クランクイン決定!
しばらく更新していない間に、
若松プロでは着々と撮影の準備を進めていた。
今年、「三島由紀夫」と「海燕ホテル・ブルー」と
立て続けに2本撮影した若松監督だが、
その勢いは、止まらない。
来月には、中上健次氏原作「千年の愉楽」がクランクインする。
先週、キャメラマンと監督と脚本家と共に、
ロケ地を探すべく、中上氏を育んだ紀州の地へ足を運んだ。
眼前に海を臨み、背後に迫る緑の山々に囲まれた、路地の風景。
中上作品に色濃く漂う、路地の空気。
その空気を求めて、尾鷲市入りした監督を待ち受けていたのは……
東紀州フィルムコミッションの方のご尽力で
まさにイメージにぴったりの集落が見つかった。
昭和の趣ある家々の間を縦横にめぐる石段。
到着した日は小雨に濡れた風景だったが
翌日は一転、輝くばかりの青空。
眼下の尾鷲湾が、キラキラと輝いている。
風景を見つめる監督の目がキラリと光った。
イメージがぐんぐんと膨らんでいく。
「オリュウがこの石段を、駆け上っていくんだな。
そしてパンだ。この集落の全景が…」
横でうなずく、キャメラマンの辻智彦。
台風被害などもあり、ロケ地探しに頭を悩ませていたここ数週間だったが
素晴らしい集落と出会い、一気に見通しが開けた。
脚本家の井出真理も、監督が語る路地のイメージを現地で共有しながら
第二稿を練り直した。
おんばんの会という婦人会の方たち、須賀利の地元の方たち
撮影中はいろいろな形で地元の方のご協力を頂きながら
来月、ロケがスタートする。
クランクインまで、もうあと3週間。
一気に慌ただしくなってきた若松プロである。
若松プロでは着々と撮影の準備を進めていた。
今年、「三島由紀夫」と「海燕ホテル・ブルー」と
立て続けに2本撮影した若松監督だが、
その勢いは、止まらない。
来月には、中上健次氏原作「千年の愉楽」がクランクインする。
先週、キャメラマンと監督と脚本家と共に、
ロケ地を探すべく、中上氏を育んだ紀州の地へ足を運んだ。
眼前に海を臨み、背後に迫る緑の山々に囲まれた、路地の風景。
中上作品に色濃く漂う、路地の空気。
その空気を求めて、尾鷲市入りした監督を待ち受けていたのは……
東紀州フィルムコミッションの方のご尽力で
まさにイメージにぴったりの集落が見つかった。
昭和の趣ある家々の間を縦横にめぐる石段。
到着した日は小雨に濡れた風景だったが
翌日は一転、輝くばかりの青空。
眼下の尾鷲湾が、キラキラと輝いている。
風景を見つめる監督の目がキラリと光った。
イメージがぐんぐんと膨らんでいく。
「オリュウがこの石段を、駆け上っていくんだな。
そしてパンだ。この集落の全景が…」
横でうなずく、キャメラマンの辻智彦。
台風被害などもあり、ロケ地探しに頭を悩ませていたここ数週間だったが
素晴らしい集落と出会い、一気に見通しが開けた。
脚本家の井出真理も、監督が語る路地のイメージを現地で共有しながら
第二稿を練り直した。
おんばんの会という婦人会の方たち、須賀利の地元の方たち
撮影中はいろいろな形で地元の方のご協力を頂きながら
来月、ロケがスタートする。
クランクインまで、もうあと3週間。
一気に慌ただしくなってきた若松プロである。
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