昨日、TBSの24時間ニュースチャンネル「TBSニュースバード」の
「ニュースの視点」という生放送番組に
若松孝二監督と鈴木邦男氏がゲスト出演。
43分間にわたり、たっぷりと
「今、なぜ三島由紀夫をテーマに描いたのか。
三島という人間。彼の生き様から現代の私たちは何を受け取るのか」
といったテーマについて、様々な角度から論じ合った。
途中、1969年当時の東大全共闘と三島氏との討論会のニュース映像や
1966年にTBSが収録していた三島氏の一問一答の映像が流れ、
「愛国という言葉は強制的なにおいがあり嫌いだ、
自分は憂国なのだ」という言葉や
「文士の自殺は消極的な自殺だ、一方で僕は攻撃としての自殺は認める。
武士の自殺がそれである。僕が死ぬならば、武士となってから死ぬよ」
といった言葉など、三島氏が、自身の落とし前の付け方を
様ざまなニュアンスを込めて語っているVTRを、
若松監督も鈴木氏も、食い入るように見つめていた。
「三島氏の生き様、死に様から、何を受け継ぐか」との問いに
若松監督は「いつの時代も同じように、おかしいと思ったら
自分の気持ちに正直に生きるということでしょうね」と語った。
「三島さんはなぜ、死なねばならなかったのか」という問いには
「それは、本当に僕にも分からないんですよ」と若松監督が語ると
鈴木邦男氏も「だから、みんな、42年経っても、こうやって考えている」
と語り、「時代が追いつめたということも、
若者たちが追いつめたということもあろう」と続けた。
2012年6月26日火曜日
2012年6月20日水曜日
中上さんを指先に感じて…黒田さん200枚ライブペイント完成!
東北で監督が劇場を回った3日間。
その同じ3日間、都内では、監督の盟友・黒田征太郎さんが
『千年の愉楽』のポスターを手描きで200枚
ライブペインティングしていた。
本日の黒田さん。
BGMは松田優作さんのベストアルバム。
「優作は中上さんと会いたがっていたんだ。
でも、会えないまま、二人とも逝っちゃったから。
だから、今日は二人を連れて来たんだ」と黒田さん。
白いポスターを目の前にして、
考え込む時間はわずか数秒。
汲めども尽きぬ泉のように、
次から次へと、黒田さんは、千年の愉楽の世界を
B全の紙の上に描き出していく。
先日、見学に来ていた学生たちに、黒田さんはこう話していた。
「僕はね、描く前に考えないんです。
じっくり構成を…ということを、一切しない。
もともと、こういうタチなんですね。
それに、描く前に考え込むって、自分というよりも
他人の評価を気にして、ほめられたいから、
考えてしまうんだと思うんですよ」
今日も、描きながら、こう語っていた。
「僕は、ヒトにあれこれ言われるのが好きじゃない。
僕がいいと思ったらいいんだ」
黒田さんの指先から、中上さんの気配がほとばしる。
中上さんへの愛情を込めて、
中上さんの『千年の愉楽』の行間に立ち上る情景に愛情込めて
黒田さんが、そこに魂を込めていくのを感じる。
その表現の瞬間には、他者の評価など、入り込む隙はない。
心が震えるような、ライブペインティングだった。
200枚、描き終えた時、黒田さんが、ラストの一枚に
中上さんへのコトバを書き添え、ペンシルを置いた。
「おわり!」
汗の光った黒田さんの顔に、笑みが浮かんだ。
最高の瞬間に、立ち会えたと思った。
その同じ3日間、都内では、監督の盟友・黒田征太郎さんが
『千年の愉楽』のポスターを手描きで200枚
ライブペインティングしていた。
本日の黒田さん。
BGMは松田優作さんのベストアルバム。
「優作は中上さんと会いたがっていたんだ。
でも、会えないまま、二人とも逝っちゃったから。
だから、今日は二人を連れて来たんだ」と黒田さん。
白いポスターを目の前にして、
考え込む時間はわずか数秒。
汲めども尽きぬ泉のように、
次から次へと、黒田さんは、千年の愉楽の世界を
B全の紙の上に描き出していく。
先日、見学に来ていた学生たちに、黒田さんはこう話していた。
「僕はね、描く前に考えないんです。
じっくり構成を…ということを、一切しない。
もともと、こういうタチなんですね。
それに、描く前に考え込むって、自分というよりも
他人の評価を気にして、ほめられたいから、
考えてしまうんだと思うんですよ」
今日も、描きながら、こう語っていた。
「僕は、ヒトにあれこれ言われるのが好きじゃない。
僕がいいと思ったらいいんだ」
黒田さんの指先から、中上さんの気配がほとばしる。
中上さんへの愛情を込めて、
中上さんの『千年の愉楽』の行間に立ち上る情景に愛情込めて
黒田さんが、そこに魂を込めていくのを感じる。
その表現の瞬間には、他者の評価など、入り込む隙はない。
心が震えるような、ライブペインティングだった。
200枚、描き終えた時、黒田さんが、ラストの一枚に
中上さんへのコトバを書き添え、ペンシルを置いた。
「おわり!」
汗の光った黒田さんの顔に、笑みが浮かんだ。
最高の瞬間に、立ち会えたと思った。
八戸も無事終了!
悪天候の中、フォーラム八戸も無事終了!との
連絡が入る。
またまた、井浦のfacebookからの流用となってしまうが
「ラストシーンの、ひろげた両手の下にあるテーブルに付いたシミが、
飛び散った血のようでした」
とのコメントが客席から飛び出したという。
まさに、映画とは、作り手と観る側とのジャズセッション。
その色彩は、変幻自在に、変わりゆく。
後は、今夜のフォーラム那須塩原を残すのみ!
連絡が入る。
またまた、井浦のfacebookからの流用となってしまうが
「ラストシーンの、ひろげた両手の下にあるテーブルに付いたシミが、
飛び散った血のようでした」
とのコメントが客席から飛び出したという。
まさに、映画とは、作り手と観る側とのジャズセッション。
その色彩は、変幻自在に、変わりゆく。
後は、今夜のフォーラム那須塩原を残すのみ!
フォーラム盛岡にて、トーク白熱1時間半!
近畿から東海、関東と嵐が吹き荒れた昨夜。
台風は現在東北東側を北上中。
みちのく二人旅の監督と井浦の道中が気になるが
まずは、届いたばかりの18日フォーラム山形のフォトを。
満員の劇場。
お客様からの問いかけ。
書籍をお求め下さるお一人お一人と交わす言葉。
そして、昨日のフォーラム仙台とフォーラム盛岡も
どちらの劇場も満員。
フォーラム盛岡は最終回での上映後ということで
トークが白熱し、なんと1時間半にも及んだ。
「作品について、どのように生きるかについてなど語らい、
時間が経つのを忘れ楽しんだ」(井浦新facebookより)という。
監督も「観にきてくれるお客さんが良いから、
この映画の舞台挨拶はものっすごく楽しいなぁ」と
満面の笑みを浮かべていたとか。
いずれにせよ、ハードなスケジュールでも
劇場での手応えさえ感じられれば、
エネルギーはどんどんチャージされていく。
みちのく二人旅は、たくさんのお客様に支えられ
本日いよいよ最終日である。
台風は現在東北東側を北上中。
みちのく二人旅の監督と井浦の道中が気になるが
まずは、届いたばかりの18日フォーラム山形のフォトを。
満員の劇場。
お客様からの問いかけ。
書籍をお求め下さるお一人お一人と交わす言葉。
そして、昨日のフォーラム仙台とフォーラム盛岡も
どちらの劇場も満員。
フォーラム盛岡は最終回での上映後ということで
トークが白熱し、なんと1時間半にも及んだ。
「作品について、どのように生きるかについてなど語らい、
時間が経つのを忘れ楽しんだ」(井浦新facebookより)という。
監督も「観にきてくれるお客さんが良いから、
この映画の舞台挨拶はものっすごく楽しいなぁ」と
満面の笑みを浮かべていたとか。
いずれにせよ、ハードなスケジュールでも
劇場での手応えさえ感じられれば、
エネルギーはどんどんチャージされていく。
みちのく二人旅は、たくさんのお客様に支えられ
本日いよいよ最終日である。
2012年6月19日火曜日
東北二人旅・番外編 さくらんぼのほっぺ
東北を移動中の井浦新から届いたフォト便り。
題して「東北二人旅・番外編」
あの怒涛の移動スケジュールの中に
どうやってこんな潤いのひとときを!?
粋なおもてなしをしてくださった
フォーラムの皆さまに感謝。
さくらんぼとチビちゃんのほっぺたに癒しと元気をもらって
次なる会場での皆さまとの出会いを求めて、
さあ、東北の旅、まだまだ続きます!
題して「東北二人旅・番外編」
あの怒涛の移動スケジュールの中に
どうやってこんな潤いのひとときを!?
粋なおもてなしをしてくださった
フォーラムの皆さまに感謝。
さくらんぼとチビちゃんのほっぺたに癒しと元気をもらって
次なる会場での皆さまとの出会いを求めて、
さあ、東北の旅、まだまだ続きます!
フォーラム福島、フォーラム山形、超満員御礼!
東北のフォーラムを巡る二人旅。
初日の昨日は、フォーラム福島とフォーラム山形にて
それぞれ、上映前舞台挨拶と、上映後トークイベントに駆け付けた。
どちらの劇場も、立ち見が出るほどの超超満員。
「ディスカッションも盛り上がり
有意義な舞台挨拶となった」(井浦新・facebookより)という。
やはり、劇場のスクリーンで作品と向き合って頂いた後に
直接、お客様と監督、キャストが顔を突き合わして、
様々な思いを言葉にして伝えたり、問いかけたり、応えたりできるのは
お客様にとってもそうだが、作り手にとっても最高の贅沢であり
最高の喜びである。
東北二人旅は、まだまだ続く。
本日はフォーラム仙台にて
13時20分〜のサイン会付きトーク、
18時30分〜の上映舞舞台挨拶、
フォーラム盛岡にて
19時〜のサイン会付きトークイベントへ駆け付ける。
そして、明日はフォーラム八戸とフォーラム那須塩原へ……。
劇場にて、一人でも多くの方とお会いできることを願いつつ、
二人で東北を駆け巡っております!
初日の昨日は、フォーラム福島とフォーラム山形にて
それぞれ、上映前舞台挨拶と、上映後トークイベントに駆け付けた。
どちらの劇場も、立ち見が出るほどの超超満員。
「ディスカッションも盛り上がり
有意義な舞台挨拶となった」(井浦新・facebookより)という。
やはり、劇場のスクリーンで作品と向き合って頂いた後に
直接、お客様と監督、キャストが顔を突き合わして、
様々な思いを言葉にして伝えたり、問いかけたり、応えたりできるのは
お客様にとってもそうだが、作り手にとっても最高の贅沢であり
最高の喜びである。
東北二人旅は、まだまだ続く。
本日はフォーラム仙台にて
13時20分〜のサイン会付きトーク、
18時30分〜の上映舞舞台挨拶、
フォーラム盛岡にて
19時〜のサイン会付きトークイベントへ駆け付ける。
そして、明日はフォーラム八戸とフォーラム那須塩原へ……。
劇場にて、一人でも多くの方とお会いできることを願いつつ、
二人で東北を駆け巡っております!
2012年6月18日月曜日
響き渡る奄美の唄声、蠢き出すポスター
本日、『千年の愉楽』のポスターが、次々と黒田征太郎さんの手によって
息吹を与えられ、蠢き始めた。
勝ちどきにある「バタフライストローク」のギャラリースペース。
東北各地の劇場を回るために東京を出発する直前だったが
若松監督も立ち寄り、ライブペインティングを見させて頂く。
大きなB全の紙の上には、すでに
「The Millenial Rapture」と「千年の愉楽」という文字が。
紙の上で、黒田さんの手が震える。
べっとりと色の塗られた厚紙が押し付けられて、
色々な模様が紙の中に現れる。
さらに、次々と自由気ままに、手にふれた色のペンシルを掴み取り
模様の中に異形のモノたちを次々と描き出す黒田さん。
会場には、映画の本編に流れる奄美の三線と唄が流れ、
まるで、ギャラリーの空間に、中上さんの神話世界が立ちのぼってくるかのよう。
生まれた模様たちに、目ができ、翼がはえ、ベロが飛び出す。
あるいは大きな神話の岩のような、あるいは女性の性器のような
あるいは小さな子どもらがつながって横たわっているような・・・。
次々と蠢きだすポスターたち。
映像の中の空気が、ポスターの中から溢れ出してきたようだった。
若松監督も、言葉を失い、生まれてくるポスターたちを
見守り続ける。
黒田さん、流れる汗を拭いながら、
B全ポスターの中に息吹きを押し込め続ける。
明日、明後日と合計3日で200枚。
体力と集中力の勝負でもあるだろう。
途中からは、桑沢デザイン研究所の学生さんたちが
大勢、見学に来ていた。
贅沢な課外授業である。
このライブペインティング、明日、明後日まで。
http://www.shopbtf.com/
息吹を与えられ、蠢き始めた。
勝ちどきにある「バタフライストローク」のギャラリースペース。
東北各地の劇場を回るために東京を出発する直前だったが
若松監督も立ち寄り、ライブペインティングを見させて頂く。
大きなB全の紙の上には、すでに
「The Millenial Rapture」と「千年の愉楽」という文字が。
紙の上で、黒田さんの手が震える。
べっとりと色の塗られた厚紙が押し付けられて、
色々な模様が紙の中に現れる。
さらに、次々と自由気ままに、手にふれた色のペンシルを掴み取り
模様の中に異形のモノたちを次々と描き出す黒田さん。
会場には、映画の本編に流れる奄美の三線と唄が流れ、
まるで、ギャラリーの空間に、中上さんの神話世界が立ちのぼってくるかのよう。
生まれた模様たちに、目ができ、翼がはえ、ベロが飛び出す。
あるいは大きな神話の岩のような、あるいは女性の性器のような
あるいは小さな子どもらがつながって横たわっているような・・・。
次々と蠢きだすポスターたち。
映像の中の空気が、ポスターの中から溢れ出してきたようだった。
若松監督も、言葉を失い、生まれてくるポスターたちを
見守り続ける。
黒田さん、流れる汗を拭いながら、
B全ポスターの中に息吹きを押し込め続ける。
明日、明後日と合計3日で200枚。
体力と集中力の勝負でもあるだろう。
途中からは、桑沢デザイン研究所の学生さんたちが
大勢、見学に来ていた。
贅沢な課外授業である。
このライブペインティング、明日、明後日まで。
http://www.shopbtf.com/
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