19:00~『11.25自決の日』舞台挨拶 (若松監督&井浦新さん)
@静岡シネ・ギャラリー
公式パンフレットを購入されるお客様がロビーに溢れていたので、『海燕ホテル・ブルー』からの入れ替えが少し大変でしたが、開始時間を遅れることなく『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』の舞台挨拶を始めることができました。
こちらは観賞前のお客様に対してということもあって、監督はうまく本作が製作される経緯や思いなど、井浦さんはどのように「三島由紀夫」という役に向かったかを話してくれました。
「この映画は決して見ても損をさせない仕上がりになっている」と完成度の高さと自信を感じさせる監督の言葉が印象的でした。
「もし「つまらなかった!」「損した!!」と思った人は、支配人に返金してくれと言ってくれても構わない」とお客さんの期待度を上げ、会場からは笑いが起こっていました。
また、『11.25自決の日』は静岡県内でのロケが多く、有名な三島由紀夫の演説シーンは静岡市役所で撮影したことに触れ、監督も「静岡の皆さんは「あそこで撮影したんだな」ということを頭の片隅に置いて見てもらったら、面白いと思います」と話しました。
公式パンフレットには「撮影日記」が掲載されています。(すごく詳しく丁寧に撮影の様子が書かれているので、当館では公開に先駆けて劇場で販売していますが)「観賞前でも鑑賞後でもパンフレットを見てもらえば、より一層に本作を味わっていただけると思う」と、監督が勧めてくれたので、当日の参加者の半数以上がパンフレットを購入してくれました。
帰りの新幹線の都合により、上映前の舞台挨拶となりましたが、こちらも盛況に終えることができました。静岡の地元ブログサイト「eしずおか」でも早速当日の様子をアップしてくれている方がいまので、是非そちらもチェックしてみてください。
舞台挨拶後は、監督と俳優さん達と一緒に静岡の自然薯(とろろ)を召し上がっていただきました。そこで、「支配人、劇場がお客さんでいっぱいになっているのは、嬉しいもんだろう?」と聞いてくる監督が一番嬉しそうだったのが印象的でした。
『11.25自決の日』の全国公開に先駆けた静岡のキャンペーンも、映画の大ヒットの“予感”が“確信”に変わるほど、大盛況に終わりました。
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